この記事ではITパスポート試験の当日の様子について説明しています。
試験で全力が発揮できるよう、是非この記事を役立ててください!
受験するか迷っている方は、こちらもご覧ください。
ITパスポート試験 持ち物は前日まで準備しよう
持ち物は2つ
ITパスポート試験当日に必要な持ち物は、写真付きの身分証と確認表です。
特に、確認表の準備は確実に前日までに済ませましょう。
なぜなら、確認表はITパスポートのHPから自分で印刷しなければならないからです。
印刷後、一度目を通しておくとなおよいです。
→確認表
電卓は使える?
電卓は使えませんし、持ち込みもできません。
ですが計算問題は結構多いので、勉強のときから自力で計算する練習もしてください。
ITパスポート試験 当日 受付から入室まで
試験開始時刻の30分前から受付がはじまる
確認表には試験開始時間の20分前までに来るように書いてありますが、その頃は混んでいて、ちょっと慌てるかもしれません。
受付が開始したばかりの頃は空いていますので、受付開始時間の少し前には到着していることをおすすめします。
受付では、確認表に座席番号を書かれて返却されます。あわせて、A4両面の受験者注意説明書をもらいます。
そのあとは、入室時間まで待機場所で待ちます。
荷物を預けて入室時間まで「受験者注意説明書」をよく読む
入室時間までは、受付でもらう受験者注意説明書を読みます。
難しいことは書いてありませんが、試験中のルールや流れが記載されているので、しっかり目を通してください。
またこの待機時間中に、荷物をロッカーに預けます。
試験室に持って行けるのは、「身分証・確認表・受験者注意説明書・ハンカチ・カバーから出したティッシュ・目薬」と細かく定められています。
荷物を預ける指示は、入室時間が近くなると口頭でもあります。
ただ、先に預けてしまった方が好きな場所も選べるし、気持ちにもゆとりが持てます。
ITパスポート試験 当日 入室から試験開始まで
身分証を持って入室
試験室に入るときに、もう一度身分証を見せます。
身分証はこのまま試験室に持って行くのですが、試験中はポケットにしまうように指示を受けます。
ポケットがない場合は専用の封筒を受け取ってそこに入れますが、ポケットのある服を着ていった方が手間が省けます。
確認表に書かれた番号の席を探して着席、受験番号などを入力
着席したらパソコンに「受験番号・利用者ID・確認コード」を入力します。(口頭でも指示あり)
実際の画面やパソコンの大きさ
入力画面は公式HPで見られるので、一度確認しておくといいと思います。
→こちらから確認する
もしくは、公式の疑似体験ソフトウェアと全く同じでしたので、模擬試験がてら、こちらから確認するのでもいいと思います。
→疑似体験ソフトウェアを試してみる
また、会場のパソコンの画面サイズは、縦約30㎝よこ50㎝くらいで大きめでした。
座席にはメモ用紙1枚とシャープペン1本が置いてある
用紙自体はA4の縦向きでしたが、それだと机からはみ出て使いにくいと思います。
私は横向きに置きました。机上におさまったし、禁則事項には書かれていなかったので、何気におすすめです。
試験開始時間まで待機
試験は一斉に始まります。受験番号等の入力が済んでも、定時までは待機です。
その間に、もう一度説明用紙を読み、シャープペンの中に芯の予備があるか確認しておきましょう。
スタッフさんが多いので、手を上げたらすぐ来てくれます。
ITパスポート試験 当日 試験開始~終了まで
試験中に集中しやすい環境
パーテーションが高めだったので、あまり周りを気にせず受験できました。
試験終了はバラバラ
周りが帰り始めると焦りますが、前述したとおり、あまり周りの様子は視界に入りません。
もし見えたとしても、気にせず自分の納得がいくまで試験に取り組んでください。
試験終了時間より早く終わった場合は、画面上の「解答終了」ボタンを押し、採点結果を確認します。
その後、手を挙げて試験管に知らせます。
試験管により、メモ用紙とシャープペンシルを回収された後は、試験室から退出し、ロッカーから荷物を取ったら帰宅してOKです。
試験終了時は、後は特に何か受け取ったりすることはありません。
ITパスポート試験 当日 試験終了後 実質その場で合否がわかる
試験終了時にも表示されますが、あらためて利用者ページから成績を確認することができます。
正式な合格発表は後日になりますが、成績が合格基準を満たしている場合は合格と考えて問題ありません。
合格基準を満たすには、総合評価点が600点以上であるとともに、すべての分野別評価点が300点以上である必要があります。
分野別評価点のうち一つでも300点未満の分野があると、合格基準を満たしません。
→合格基準
ITパスポート試験 当日 受験会場はどこがいい?
実際は日程優先で、希望の日に空いている会場で申し込むパターンの方が多いかもしれません。
もし複数の会場から選べそうでしたら、私も利用した飯田橋会場をおすすめします。
施設がきれいでしたし、スタッフさんの対応が良かったため、かなりおすすめです。
ITパスポート試験 いざ試験! 難しかったけど…コツは?
わからない問題が続いても落ち着いて!
特にはじめの方でわからない問題や知らない単語が出てくると焦ります。
ですが、試験は6割で合格します。
細かい規定はありますが、大まかに考えて、わからない問題が40個あってもOKです。
そう考えると結構落ち着きます。
青色のピンは、見直しではなく自信のない問題の目印に使う
青色のピンは、P説明画面で「見直し用に使えます」と表示されます。
ですが、見直しは全ての問題に行ってください。詳しくは後述します。
ですので、青色のピンは精神安定のために使用します。
前述のとおり、40問まで間違えられるので、自信のない問題ところにこのピンをつけて、合計で何個あるのか数えます。
このとき40個以下だとかなり安心し、引き続き集中して問題を解いたり見直しをすることができます。
見直しは全問やろう
これは凡ミス防止につながります。
全体的に手ごたえあったときはまだしも、不安な問題があるときは「1問で泣いた…」なんてことも。
面倒ですが、全問見直しして確実な合格に近づけましょう。
メモ用紙は、計算以外にも活用しよう
試験中、同じ言葉が別の設問でも出てくることがあります。
実は、互いの設問をヒントに、答えを導き出せることがあります。
ですので計算以外にも、あとで見返したい言葉など書き留めておきたいことは積極的に書き留めておきましょう。
私は追加でもらうことはありませんでしたが、両面がびっしりになりました。
ITパスポート試験 当日 まとめ
試験は1回で合格したいですよね。
当日の流れの把握や持ち物の準備などは、試験中に実力を発揮するために重要です。
事前に準備できることは済ませておいて、集中して試験にのぞめるようにしてください。