今回は、私が派遣社員として就業先を決める際、書類選考が通るようになった職務経歴書(履歴書)の書き方をご紹介します。
私は現在の企業が決まるまで、通算で60件ほど応募をしましたが、最初の55件くらいは全て書類選考落ちでした。
ですが、経歴書の内容を見直しただけで、後半の5件は立て続けにご連絡をいただけました。
その間、経歴やスキルにほとんど変化はなく、これからご紹介する事に気をつけて職務経歴書を書き直しただけです。
また、時給も前職より500円も高い企業に就業が決まりました。
派遣社員 職務経歴書の書き方① ちょっとでもやった事のある業務は余すことなく書く
まずこれが重要です。
「この程度じゃ経歴に書けない…」と思うかもしれませんが、みんな同じくらいのレベルで、同じように不安に感じていると思ってください。
つまり、書いた者勝ちです。
派遣社員 職務経歴書の書き方② 書き方のフォームにとらわれすぎない
いざ書こうと思っても、書き出しをどうしたらいいかわからず、筆が止まってしまうことがあるかもしれません。
さらに、ネットで見つけた「記入例」のフォームにもうまくはめることができず、余計に何も書けないという悪循環が起こるということも…。
フォームはあくまでも例です。思い切って無視してください。
まずは、箇条書きや普段の話し言葉でいいので、思い出すままに挙げてみてください。
その後、時系列に並べます。
派遣社員 職務経歴書の書き方③ 積極的にフォローバックを受けてブラッシュアップを繰り返す
一通り書き起こせたら、派遣会社のコーディネーターさんや営業さんにどんどん見てもらいましょう。
応募した段階で登録時の面談をしてくれる派遣会社が多いので、そのときに「こんな感じで書いていますが、どうしたら書類選考に通りやすくなりますか?」と聞いてみてください。
たたき台があるので、具体的なアドバイスをしてもらえるはずです。
業界の専門用語がある場合も、ここで教えてもらえることがあります。
また、人と話していると「そういえばこんなこともしてたな…」と思い出せるという事もメリットです。
このように職務経歴書・履歴書は、一発で完成させるというより育てていくつもりで書いてみてください。
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【参考】実際に採用を担当している人の視点は?
採用業務を担当している知人から、リアルな声が聞けたのでご紹介します。
①職務経歴書がスカスカだとやる気がないと思うのはたしか
②とはいえびっちりキャリアを書けば、必ずしも採用率が上がるわけではない。
なぜなら、経歴が立派すぎると「うちの会社にいてもすぐ飽きて辞めちゃいそう」と思う。
だそうです。
なので、どんな人材を求めているかは企業によって異なり、たとえ人と比べてキャリアがなくても、チャンスはあるという事です。
そして、少しでも早く自分とマッチする企業に出会うためには、やはりたくさん応募することだと思います。
臆せず、どんどん応募していってください!
【参考】就業中には色んな経験や実績を増やしておくのも大事
書き方としては前述した方法でブラッシュアップを繰り返すのみなのですが、事実以上のことは書けません。
ですので、就業中にできるだけ経験も増やしましょう。
やったことのない業務でも、「誰か手伝って~」と話しが出たら、思い切って「私がやります」と立候補してみてください。
前述した通り、少しでも経験していれば経歴書に書けますので。
失敗は恐れず、チャンスは逃さないでくださいね!
【おまけ1】良い派遣先の見極め方
こちらに派遣先のノウハウをまとめました。
私の失敗談をもとに書いた、渾身の記事です!
【おまけ2】今後のために何か取得しておきたいという場合のおすすめ資格
実務において勉強した内容が役立つ資格はたくさんありますが、就業先が決まるときに持っていて強いと思うのは、TOEICです。
これは実際にある派遣会社の営業担当の方に教えていただいたのですが、700点を超えると紹介できる就業先が増えるとのことでした。
TOEICはスコアアップに時間がかかるので、今後のため…といった感じでゆとりがあるときにこそ取り組んでおきたい資格です。
派遣社員 職務経歴書の書き方 まとめ
以上です。まずはとにかく、ご自身のことを書けるだけ書いてください。
最初から完璧を目指すとハードルが高くなってしまいます。
経歴書は育てていくつもりで、まずは自分の言葉で、そして少しの経験も余すことなく書いていってみてください。
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