私はTOEIC® Listening & Reading Testで、300点から600点に一気にスコアアップしました。
やった勉強といえば単語だけです。
決して文法が完璧だったわけではありませんが、単語しかやっていません。
今回は単語の覚え方や単語数をご紹介します。
後半では300点から600点を目指す方が試験当日に気をつけたい事もご紹介します。
そもそもTOEICって役に立つの?というギモンをお持ちの方は、こちらの記事をご参考にしていただければと思います↓
TOEIC 単語の覚え方
覚え方はズバリ、単語帳を使って音読です。
音読の理由は、頭の中だけで考えるより正確だからです。
具体的には「英語で発音し、日本語で意味を言う」を繰り返します。
1回に20~30語くらいで、全ての単語の発音と意味がスムーズに答えられるようになるまで繰り返します。(答えられるようになった単語から省きます)
これを1日の中で2回以上トライするのが望ましいです。
1グループ目が6~7割定着してきたら、同時に新しい20~30語のグループを覚えはじめます。
TOEIC 単語を覚えるコツ
1回で覚えようとしない
1回で覚えようと思っていると、次に取り組んだ際、覚えていなかったときのショックって結構大きいです。
このショックが勉強を継続する意欲を損ないます。
(私も何度も経験しています)
忘れるのが当たり前なので、気にせず続けてください。
クイズにしない、意味を見る
後述もしますが、重要なのは自力で答えられることより、何度も触れることです。
数多く目にしていると自然と自力で答えられるようになります。
なので、クイズのように考えている時間がもったいない。
ちょっと考えたら思い出せそうという場合でも、3秒答えられなかったらすぐに意味を確認しましょう。
強制的になじみのモノにする(=たくさん繰り返す)
はじめて目にする単語はどうしても覚えにくいです。
カタカナにもなっていない単語は特にそうだと思います。
でもよく考えてみれば、appleという単語だって最初は知らなかったはずですよね?
それでも自然に覚えているのは、普段当たり前に使われているからです。
ですので、なじみのない単語は多めに繰り返して強制的になじみのあるモノにしてしまえばいいんです。
といっても「覚えるぞ!」と力を入れる必要はありません。
むしろ覚えようとせず、リラックスして目にする・耳にする・口にする回数を増やせばいいだけです。
繰り返していくうちに、自然となじみのものになり、その頃にはその単語の意味はもう覚えているはずです。
TOEIC 逆にやらなくていい単語の覚え方は?
和訳から英訳はとりあえずやらなくてよし
和訳から英訳はちょっと大変なので、600を目指す段階ではやらなくていいと思います。
(私は一切やっていません)
紙に書かなくてもいい
紙に書いて効果を感じたことがないという方は、書かなくていいと思います。
(記述式の場合は書く練習も必要だと思います。)
繰り返しますが、1回で覚えようとせず、何度も目に入れて自然に覚える方が簡単です。
紙に書いている時間で、音読なら2~3周できます。
TOEIC300点から600点 単語数はどれくらい必要?
TOEIC600突破に特化した800語程度でいいと思います。
800語を覚えた後も試験まで時間が余っていたら、730突破に特化した約500語に手を付けるといった感じです。
TOEIC300点から600点 勉強時間は?
時間にゆとりを持って取り組みたい方は、1日80分、4か月を目途に取り組んではいかがでしょうか。
1グループ20語として
20語全てスムーズに答えられるようになるまでに20分
これをを1日2回くり返し、新しいグループも覚える(計80分)
800語÷20=40グループ
3日で1グループ習得 40×3=120日
これで4か月です。
1日の勉強時間がもう少し取れる、もしくは1グループ覚えるのに20分もかからないという方は、1日あたり1グループ30語にするのがいいと思います。
TOEIC300点から600点 オススメの単語帳はある?
選び方のポイントは3つ
①TOEIC用で、かつ600点台を目指す用で800語程度が入っている
②1単語あたり1意味のみ、かつ1例文が記載されている
③単語の音声も例文の音声も付いている
です。この条件を満たしていればどれでも良いと思います。
スマホのアプリでも、書籍でもOKです。
はい。600点を目指す段階では、頻出の意味だけに集中すればOKです。
むしろその方が効率的なので、複数意味が載っているものはオススメしません。
あとはパッと見たときに、ご自身が使いやすそうだなと思ったものを選べばOKです。
私が実際に利用した単語帳
私は単語帳(本)ではなく「スタディサプリ英単語」というアプリを使っていたのですが、2020年3月31日でサービスが終了してしまいました。(すごく使いやすかったので残念!!)
後続のアプリは、スタディサプリ ENGLISHという多機能搭載型のものになり、その中の「TEPPAN英単語」が、それまでの単語アプリを補っています。
私も実際使ってみましたが、有益な情報がしっかり入っているのに、シンプルで使いやすい印象です。
ちなみに有益な情報とは、関先生による「カクシン解説」です。
(※ 付いていない単語もあります)
たとえばこんな感じです。
minimize
[動]最小限にする
miniだから「最小限にする」を連想してください。動詞を作るizeに注目すれば品詞はわかりますよ。動詞を作るizeに注目すれば品詞はわかりますよ。
↑理屈を理解すると間違えにくくなります。
↓ほかに、豆知識のようなものもあります。
spokesperson
[名]広報担当者
少し前まではspokesman「スポークスマン」が日本語でも使われていましたが、男女平等の観点からspokespersonとなりました。
こういった情報とセットにすると、忘れにくくなります。
(ただし前述のとおり、忘れるのは当たり前ですので!)
最初の7日間は無料なので、気になる方は早速チェックしてみてください。
※無料期間は申込日を1日目とします
→英語学習の新定番!スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!
なお、下記の本と連動しているので、一緒に使うとさらに取り組みやすいです。
※2021年12月29日追記
私が単語学習以外で使っていたアプリにも、単語学習機能が追加されました。
TOEIC300点から600点 本当に単語だけで大丈夫?
はい。
300~400点台から600点突破を目指すのであれば、語彙力を固めることが最優先です。
むしろ、語彙力さえあれば600点は比較的簡単にクリアできると思います。
テスト本番で気をつけること
わからない問題はいさぎよく飛ばす
600点台の英語力ですと、自分の経験上、すべての問題を理解するのは難しいと思います。
TOEICは時間勝負なので、わからない問題に時間を費やさず、先の分かる問題に取り組めるようにしてみてください。
TOEIC300点から600点までは単語だけ! まとめ
いかがでしたか?
繰り返しますが、TOEIC300点から600点を目指す段階では、単語数が最優先だと思います。
先にご紹介したやり方で是非トライしてみてください。
これも繰り返しになりますが、思い出そうとするより、何度も目に触れる事がポイントです。
見事600点を超えたら…その先は単語だけでは太刀打ちできなくなります。
それ以降の勉強方法については、こちらで詳しくご紹介しています↓↓
(500点から700点というタイトルになっていますが、600点からスコアが伸びないという方にも役立つ内容となっていますので、是非ご覧ください。)